マウスピース矯正

透明で目立たなく、取り外し自由な「マウスピース矯正」

自分で矯正を交換!取り外し自由な矯正装置

歯に固定させるワイヤーやブラケットを使わず、取り外しが自由なマウスピース型の矯正で歯を動かす事ができます、その矯正の形状から「マウスピース矯正」と呼ばれています。
透明度が高く、薄いプラスチックでできているので、目立たず、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です。また、食事や歯磨き取り外したい時に自分で自由に取り外す事ができます。

  • 治療費:71万円(税抜き)
マウスピース矯正画像

こんな方に知ってほしい!マウスピース矯正

「矯正がずっと歯についていることに抵抗がある」
「仕事柄、矯正が見えるのはNG」
「矯正していることを、あまり人に気づかれたくない」
見た目や違和感に抵抗があって、今まで治療に躊躇していた人にとって、マウスピース矯正は矯正治療の一歩を踏み出す治療法の一つになるでしょう。

他の矯正法とマウスピース矯正の違い

矯正装置には、歯に接着したブラケットとワイヤーで歯を動かす「マルチブラケット装置」と、マウスピース型の装置(アライナー)を段階的に交換して歯を動かす「マウスピース矯正」があります。それぞれの治療法の特徴をご紹介します。

・マウスピース矯正
薄くて透明度が高いマウスピース型の矯正で、目立ちません。取り外し可能ですが、食事や歯磨き以外の時間はずっと装着します。
・マルチブラケット装置(表側矯正)
従来から歯列矯正に使用されているベーシックな矯正方法です。幅広い不正咬合の歯列矯正に適応できます(骨格的な不正咬合、顎変形症を除く)。装置は周囲の人から見え目立ちます。
・マルチブラケット装置(裏側矯正)
ブラケットとワイヤーを歯の裏側につけるので、装置は歯に隠れて目立ちません。装着に手間がかかり、特殊な方法なので、費用は高めで、担当医の裏側矯正としての経験・技術が求められます。

歯が1日8~10時間で動く

マウスピースを入れることにより歯に弱い力をかけます。この場合の弱い力とは舌で歯を押す程度の力で充分です。これを一日8~10時間続けることで変化が骨におきます。
その変化とは次の通りです。
☆骨吸収
-側/歯根膜圧迫側
一日8~10時間の弱い力がかかった骨は押された側では破骨細胞が活性化され微量の骨を溶かします。
☆骨形成
+側/歯根膜牽引側
逆に引っ張られて出来た歯と骨の隙間では骨芽細胞と繊維芽細胞が活性化され新しい骨と歯根膜で満たそうとする動き活性化されます。
この「骨吸収」と「骨形成」の反応を繰り替えして、歯は骨の中を移動していきます。

1日8~10時間以上力をかけるとどうなるのか。

早くきれいな歯並びを手に入れたい!これは矯正を考えている方であれば誰しも願うことです。
しかし、あまりに強い力をかけたり、長時間力をかけ続けると、骨が溶けすぎたり、歯根が溶けたりする(歯根吸収)してしまいます。
これではせっかくの矯正治療も台無しです。
綺麗に並んでいるけど、歯の土台はボロボロでモロクなってしまいます。これでは歯の痛みや不調がでてきて健康的な歯とは言えなくなってしまいます。
そのため、強い力での矯正や長時間の矯正は注意が必要です。
年齢や性別、歯の状態でかける力や時間は異なってきますので、担当矯正医の判断が重要となります。
ご自身の歯の状態に合わせて適切な力をかけて矯正することが、早く、そしてキレイな歯並びを手に入れるための一番の近道なのです。

マウスピース矯正に関するQ&A

Q1
従来の矯正と比べて、マウスピース矯正は治療できる範囲が限られるのでは?
A1

マウスピース矯正には複数の種類があり、矯正の装置によって適応症例の範囲は異なります。また、担当医によって、歯列矯正治療の対応できる適応範囲が異なる場合があるため、従来の矯正治療と同じように、矯正医の経験・スキルがとても重要です。

Q2
どこのマウスピース矯正も似たりよったりで違いがないのでは?
A2

メーカーによって、マウスピース矯正装置の製造工程から交換頻度、材質が異なります。一言でマウスピース矯正装置といっても、種類によってメリットやデメリットが異なるので、その患者様に合った矯正装置を担当医がご説明します。解らない事がございましたら矯正担当医にお気軽にご相談ください。

Q3
従来の矯正に比べて治療期間が長いのでは?
A3

治療期間は患者様の歯並びの状態により治療方針や治療計画等が異なりますが、従来の矯正治療とほとんど変わりがないと、矯正医より報告されています。

Q4
マウスピース矯正を着けていると邪魔になり話しにくいのでは?
A4

慣れるまでの数日間は舌足らずな発音になる場合がありますが、ほとんどの方は装着した日から、日常の生活に支障なく会話ができると報告されています。

Q5
マウスピース矯正の方が従来の矯正よりも痛いのでは?
A5

一般的に、どんな矯正治療にも多少の痛みを伴う場合があります。痛みの感覚には個人差があります。従来の矯正装置のようにブラケットやワイヤーによる痛みや不快感が少ないとマスピース矯正は報告されています。

Q6
従来の矯正よりマウスピース矯正の方が虫歯になりやすいのでは?
A6

マウスピース矯正は、歯に装置を固定する従来の矯正装置と異なり自分で自由に取り外しできます。自由に取り外しが出来る事から歯磨きやケアが治療前と同じようにできて、口腔内を健康に保つことができます。

Q7
価格はどのいくらくらいですか?従来の矯正より高いのでは・・・。
A7

歯列矯正の治療費は歯科医院によって異なります。
それぞれにかかる料金設定や支払いプランも様々なので、当歯科医院にご相談ください。