インビザライン・システムとは何か?

インビザライン

1999年、アメリカのアライン・テクノロジー社がマウスピース型矯正治療「インビザライン・システム」を矯正歯科医師を対象に開始。 2001年にヨーロッパで導入を開始し、その後オーストラリア香港、アジア、韓国と導入され日本では2006年から導入されました。
現在は世界45カ国以上の国々で提供され、これまでに8万人のインビザライン・ドクターが、300万人を超える患者様の矯正治療にインビザライン・システムを選択しました。(2015年5月現在)

インビザライン画像

メリット

  • 透明で、装着していても目立たない。
  • 食事中には矯正装置を外して自由に食事を楽しむことができる。
  • 矯正装置を外して清掃できるため衛生的。。
  • 3Dコンピュータ上でシミュレーションできるため、歯の移動や治療計画を立てやすい。
  • ワイヤーやブラケットを使用しないため、口の中の違和感が少ない。
  • 口腔内トラブルが少ない。

デメリット

  • 歯を抜かなくてすむような軽度の矯正治療にしか適さない。
  • 矯正治療を行うドクターの経験によって、適応範囲(治療可能な歯並び)や、治療方針が異なる場合がある。
インビザライン

患者様一人ひとりの歯にカスタマイズ

インビザラインは、患者様一人ひとりの歯に合わせて作製される「インビザライン・アライナー」というCAD/CAM(光造形)技術により作成される装置を装着することで段階的に歯を動かし矯正を行います。
アイライナーは装着していても違和感が少なく、取り外しが可能なため、食事や歯磨きなど日頃の多忙なライフスタイルにも支障がありません。

治療方法

矯正を始める前にまず、虫歯や歯周病がないかを確認し、治療を終えておく必要があります。
また、ケースによっては何本か歯を抜くことが必要になることもあります。(特に親知らずの場合は、多くのケースで抜くことになります)
その後、約2週間毎に新しいアライナーに交換しながら一日20時間以上装着し、歯を徐々に移動させます。
※症状によっては、通常のワイヤーを使用した矯正治療と併用する場合もあります。
(ワイヤー矯正の仕上げにマウスピースを使用するなど)

マウスピース矯正は比較的軽度な矯正の場合に行いますので、治療期間も約半年~2年程度と短めです。

矯正治療後に、そのままに放っておくと元に戻ろうとする(後戻り)ことがあるため。矯正が終了した後に歯の後戻りを防ぐために「保定」というものを行います。

保定装置には様々なものがありますが、マウスピース矯正を行った場合にはこのマウスピースをそのまま保定装置として使用することが多くなります。

この「保定」をキチンと行わないと、せっかくきれいに並んだ歯が後戻りしてしまいます。
(保定期間中も数ヶ月に1回程度通院が必要になることがあります)

マウスピースで歯が動くのか不安に思う人もいると思いますが、歯は骨の中で歯根膜という繊維組織で支えられていて、持続的に力が加わると歯は移動します。

マウスピース矯正の費用・料金

  • カウンセリング:無料
  • 治療費:71万円(税抜き)

※矯正は、医療費控除の対象となる場合があります。
 詳しくはこちらをご覧ください。

治療を考えている人、悩んでいる人へ

歯並びは、審美面だけでなく、口腔内の衛生環境や身体全体の健康まで幅広く関わりあっています。
歯並びを整えたいと思っていても、矯正治療に対して不安に思う気持ちから躊躇している方が多いと思います。
そのような不安をなくすよう医療側にもさらなる努力が要求されております。

現在では、「裏側矯正」や「インビザライン・システム」などの目立たない矯正治療があります。
特に日本では、これらの目立たない治療法の普及、技術の向上には目覚ましいものがあります。
世界中の医学、工学、情報科学などの最新技術を取り入れながら、日々進歩を遂げています。

松戸やぎり歯科・矯正歯科もみなさん一人ひとりに合った治療法、きめ細やかなアドバイスができるように治療技術を磨いています。 是非一度、無料のカウンセリングを受けに来てください。お待ちしております。

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